■ “探すこと”が仕事になっていませんか?
「どこに保存したっけ?」
「前に送った資料をもう一度出して」
「この数値、どの報告書に載ってた?」
こうした“探す作業”は、実は1日あたり平均30分〜1時間も発生しているといわれています。
その時間、もし削減できたら——。
1週間で約5時間、1年で約250時間。
1人分の作業時間に匹敵します。
■ 情報が増えるほど「探せなくなる」問題
社内では毎日、膨大な量の情報が生まれています。
議事録、報告書、見積書、設計図、チャットの添付ファイル…。
データが増えるほど検索が難しくなり、
「どこに保存したのか分からない」
「似た名前のファイルが多すぎる」
「結局、自分で作り直したほうが早い」
という“情報迷子”が起こります。
AI検索は、まさにこの課題を解決するための技術です。
■ AIが“探す”を変える3つの力
① 意味で探す
従来の検索は「ファイル名」や「日付」でしか探せませんでした。
AI検索は、質問の意味を理解して探すことができます。
例:
「先月の品質改善の報告書」
「A社向けの見積データ」
と入力するだけで、関連する文書を自動でピックアップ。
② 中身まで探す
AIはファイルの**中身(本文・PDF・画像内文字)**まで検索します。
報告書や議事録、メールの添付資料もまとめて横断的に探せるため、
「どのフォルダにあるか」を覚えておく必要がなくなります。
③ チャットで聞ける検索
「〇〇のマニュアルどこ?」
と話しかけるだけで、AIが候補を表示。
社内ナレッジをまるで“話せる検索エンジン”のように活用できます。
これにより、「探す時間」から「使う時間」へと業務の主軸が変わります。
■ CREAの取り組み
CREAでは、AIを活用した**社内検索・情報共有ソリューション「はたらくん」**を開発しています。
- 社内文書・議事録・チャット・メールを一括検索
- ファイル内容をAIが理解して要約表示
- 必要な情報を“会話形式”で呼び出し可能
これにより、情報共有や社内ナレッジの活用スピードが大幅に向上。
導入企業では、検索・再作成に費やす時間を最大70%削減しています。
■ おわりに
探す時間は、生産性を静かに奪う“見えないコスト”です。
AIを活用すれば、
「探す」よりも「使う」時間を増やせる。
人が考える時間を守るために、探す仕事はAIに任せましょう。